HIRO-M
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久々にちょっと真面目なダンスのお話を。
特に今年の洋舞で痛感して頂いたとは思うのですが、
最近のHIRO-M担当曲は、フォーメーションが生命線とも言えます。
HIRO-M自身、コピー部分、そうでない部分問わず、
振付では必ず全体像を重視してやっています。
どんなダンスをするか?より、この人数でどんな見せ方が出来るか?…という。
それもあって、常々「全員で作る曲」と言っているわけです。
テクニックも勿論高めて行きたいところですが
それよりもむしろ現段階ではメンバー全員の「ポジション観」が極めて重要です。
さて。以下のキャプチャーをご覧ください。
デフォルトの形。
若干上手側が窮屈ですが、ほぼ理想形です。
フォーメーションチェンジ後。
上手側崩れました。
分かりづらい写真になってしまいましたが
崩れたことによって、この部分の威力が半減してしまいました。
フリの入り具合なども関係してくると思いますが
この「ポジション観」は、センス1%、意識99%ではないかと思います。
今回はたまたまE.O.W上手メンバーのフォメ崩れを取り上げましたが
このコ達がどうこう…ということではなく
曲が変われば崩す人も変わってくる…という感じで
みんなに同じように言えることです。
ただ、Yukari先生とKen-G…じゃなかった、Ayano先生はさすがで
まず崩しません。
特にこの曲のAyano先生なんか、練習時間が無くてフリも不安で
いつも以上に口が小さくなって、ものすごい形相で踊ってますが(笑)
それでもしっかりポジション保って来てます。
HIRO-Mがこの二人と並んで踊る時は、
計算したかのように等間隔取ってくれるので、すごくやりやすいです。
そう考えると、経験も大きいのかな。
本能的にwww中央を死守しようとするHIRO-Mとの相乗効果で
常に理想的な3バック、もしくは3トップを形成出来てるはずですwww
そんなわけで。
これまできちんと話したことは無いと思うのだけど、
フリが入り、フォーメーションが決まったら
この「ポジション観」を意識して練習するようにしてください。
踊っていると全体像は見えないわけで、難しい面もあるのですが、
その辺を色んな手掛かりを元に判断する練習…かな。
それに関連して。
「やっぱりサイドよりセンターの方が…」と思う人もいるだろうけど
サイドが崩れてしまったらHIRO-M曲はパーです。
仮にメンバーみんな同タイプで、同身長で、同体型だったなら
センスのあるコからサイドに配置していきたいくらいで。
チーム全体の出来は、むしろサイドのコの方が握ってます。
分かっているとは思いますが、念のため言いましたので
今までなんとなく言いづらかった「もっと端に寄って!」という指示も
今後はどんどん言っていきたいと思います。
“D”チームのみんなも、この後この部分をやっていくわけだから
しっかり頭に入れておいてくださいね!