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「勝つためのダンス」

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HIRO-M

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年老いてすっかりダンスから遠のいたことだし、趣味に没頭する様を綴ります。 ■■■シンセ・・・Korgシンセ愛好 気ままにおうちマシンライブ開催/■■■カメラ・・・PENTAX愛好 K-3 prestage edition & KPが愛機/■■■爬虫類・・・ヒョウモンガメ・ホルスフィールド・フトアゴヒゲトカゲ愛好

※※※1日更新回数記録チャレンジ中※※※ #6
足利洋舞フェスタ、さくらフェスタが迫ってきています。
この3月、4月。
年度がわりということも含め、YJCの大変革期になるのではないかと思っています。
それが良い方向なのか、悪い方向なのか…誰にとって良い方向で、誰にとって悪い方向か…は、まったく読めませんが・・・。
ふれっせぼんの飼い主が気にしているのが、足利洋舞フェスタへのモチベーションです。
「勝つためのダンス」。コンテストではないにしても、このような言葉が度々出るようになってます。
現在の体制になってからは初めてではないかと思います。
これが後々にどう影響するのか?
来年度はさらに舞台数も増えると思います。その中には、十分な準備が出来ないまま臨む舞台もあるでしょう。そんなとき、「勝つためのダンス」…をやった経験がどう影響するか?
ナメたりすることに…なってしまわないか?
今は「とにかく踊れることが嬉しい」で多くの舞台をこなしていますが、「踊る機会は十分にある」という認識になってしまった時、特に小規模な舞台への取り組み方が変わってしまわないか…?
そういうところです。
…というか…。
正直なところ、今のYJCに「勝つためのダンス」は無理だと思っています。
それは、決して能力どういうということを言っているのではなく…
統率する側に「いつまでもみんなで楽しくやりたい」という思いがかなり強くあるからです。
ふれっせぼんの飼い主も同じです。メンバーみんなに思い入れがあるし、諸々の事情で今年度をもって脱退するという人も出てきていますが、そんな話を聞くとすごく残念だし、凹んでしまうし。
そういう気持ちって、とかく「勝負の世界」では障害になりがちだと思います。
指導者の視点で言えば
「勝つ」ってことは、自分の中の“情”との勝負だと思ってます。
勝てない要因は容赦なく排除する徹底した姿勢が必要。
“みんながかわいい”、“みんなとずっと一緒に”…は敢えて捨てなきゃいけない。
普通の人としての神経を持っていれば、これはすごく厳しくて辛いことです。
メンバーで言えば、「勝つ」ための努力はただ“苦痛”、“試練”の連続であるはず。
毎週レッスンを楽しみにして、レッスン中終始笑顔でいられるようでは、とても「勝つための」ダンスは出来ないはず。
ただ、ふれっせぼんの飼い主は今のままでいいと思うんです。
今のままがいいし、今のまましかあり得ないと思います。
さくらフェスタ、サマーフェスタ、文化祭ステージ…
勝ち負けではなく、見てくれる人を楽しませたい一心でストイックに取り組むことができたあの姿勢…があればそれで十分だし、その質をより高めていけばいいじゃないですか。
変な話ですが…足利洋舞フェスタで「勝った!」と思えるような結果は残してほしくないです。足利洋舞フェスタが、この状態で勝ってしまうようなレベルのイベントでないことを祈っています。
勿論、成功してほしいし、させたいし、充実感や達成感は味わってほしいと思います。でも、それと同時に「これだけやっても、まだまだ上がいる」っていう挫折感に似たものも味わってほしい。
「今までで一番楽しく、上手に踊れた!」という喜びと、「でも、勝てない」という悔しさを両方味わえるような結果がベストなんだろうと…思っています。
せっかくだから、ダンスのテクニックだけじゃなくて、色んなものを学んでほしいんです。
「勝つって、ハンパなく厳しいことなんだ」…ってことも、そのひとつ。
これはふれっせぼんの飼い主の個人的な考えですが
今勝たなくていいんです。今勝ったら逆に不幸だと思うんです。
勝つ理由、勝てない理由…そういうのを、ダンスを楽しみながら勉強しましょうよ。
きっと勝負の機会はその後いっぱいあるから。
…ってことです。

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コメント

  1. 匿名 より:

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    たしかに足利洋舞フェスタなんかは他のダンスチームがわんさかいる訳ですから、意識して当然かな。とも思います。
    なんせ今までは『よさこい』や『五家○子』が敵(?)だったんですから・・・[絵文字:i-202] ただ、『勝つためのダンス』というふうに考えるとやっぱりちょっと違ってきますよね。  私はyjcの中での切磋琢磨はいいことだと思うんですよ。『Yukariちゃんみたくなりたい』とか『Ayanoちゃんみたいに踊れるようになりたい』って思ってみんながんばって練習してると思うし、『発表会でソロを踊れるようになりたい』って思ってる子もたくさんいると思う。 そんななかで敵(?)が他のダンスチームとなるとダンスのレベルは上がるかも知れないけどお稽古中の笑顔が減ってしまうのは悲しいですよね。ソロの曲はともかくおっきい子の曲もちっちゃい子の曲もみんなで楽しく踊ってるのがいいな。 それでやっぱりメインはあくまでyjc単独ライブでありたい。  と思っちゃうんですけどね。 あ、でも さくら祭りや文化祭とかも楽しいですよ、もちろん。

  2. ふれっせぼんの飼い主 より:

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    そりゃぁ、トップ取れるくらいになれたらいいとは思いますよね。
    でも、ウチはほら…年齢も幅広いし、そんな風なモチベーションを統一するってかなり難しいと思うんですよ。
    よくテレビでやってますよね…ちっちゃいコが涙流しながら必死に何かを練習しているドキュメンタリーとか。皆がああいう風になるならなるで、それはいいと思います。
    でも、それは今の状態では難しいから、だったら「みんなで一緒に楽しく(でも真剣に)やろうよ」っていうこのスタンスを貫きとおす方がいいなー…と思うんですね。混乱させたくないっていうのもあるし。
    あとは…「勝つための努力」って“こんなもんか”と思わせたくない!…っていうのもあります。
    …とか言いながら、「“戦力”としてだったら、おれ要らないじゃん!」…っていうのが一番嫌だったりして。笑