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実は、私・HIRO-Mはかなりけしからん飼い主です。
ヒョウモンガメのおっきい方「くま」をこれまで5度も脱走させているのです…。
自力で見つけ出したこと2回。
近くのコンビニの店員さんが届けてくれたこと1回。
警察のお世話になったことが2回。
うち1回は、夕方のニュースで報じられる大騒ぎになってしまったのです。
2011年、9月末のことです。
その数日前に、ちょっとした事情で私・HIRO-Mとカメ達は実家に引っ越していました。
9月と言えば、本来ならまだ屋外放し飼いの時期ですが
実家の庭にまだそのようなスペースを作れていなかったので
ちょっと前倒しで室内放し飼いにすることにしました。
脱走なんて、全く考えもしませんでした。
だって、それまでの脱走は全て庭放し飼いの時でしたから。
その夜は、居酒屋で妻と食事をしておりました。
すると、職場の人からメールが。
今、ニュースで「壬生町でオムツをつけたカメが見つかり、栃木警察署に保護された」ってやってたけど、まさかHIRO-M家のカメさんじゃないよね!?
「壬生町」っていうのは、まさに実家のある地名。
でも、カメは室内にいるはずだし、まさかウチのじゃないだろう…と。
一応、実家の妹に電話してみると、出先でしたが「外に出したりしてないよ。」と。
職場の人に「大丈夫です。ウチのじゃないです」と返信した矢先に
実家に到着した妹から
「くまチャンがいないっ!」
という電話が…。
玄関の引き戸が開いていたのだそうです。
そう、実家の玄関は引き戸だったんです。開き戸玄関の生活に慣れていたので、うっかりしていました。
くまの力なら、ちょっと爪をひっかければ開いてしまいます。
※これを機に施錠を徹底するようにしましたが、田舎なので昔からあまり鍵をかける習慣が無かったんです。
慌てて栃木警察署に電話をしました。
ところが、ここでお巡りさんからとんでもないことを聞かされます。
既に「飼い主」を名乗る人が何人も現れている!!
そんなわけで、来てもらってもすぐにお返しできない…と。
え~っ!?
それでも、即行きました。
酔っぱらっていましたが、幸い妻がお酒を飲んでいなかったので。
警察署に到着し、くまの特徴を話し、着けているオムツの銘柄も言い
持っていたiPodに入っているくまの写真を見せ、
実家の住所を言い…
そうしたら、お巡りさんがこんなことを…
今話を聞いた感じだと、恐らくお宅のカメで間違いないでしょう。
だけど、それとは別に、名乗り出た他の方のカメではないという証明が必要なんですよ。
え~っ!?
酔っぱらっていたこともあって、諦めずにちょっと言葉荒げて猛プッシュ。
こういう時に抜群の頼もしさを見せる妻も加勢し、
「気温が低いとすぐに調子を崩す種類なんです!
そうやっているうちにもし死んじゃったりしたらどうするんですか!?
責任は取って頂けるんですか!?
保管する間、飼育できる方はいらっしゃるんですか!?」
と猛プッシュ。署内騒然。
さらに、車の中にくま用のオムツがあったことを思い出し、それを持ってきて見せ、ようやく
「分かりました。特別に…ということにはなってしまいますが…」
と言って頂けたのでした。
署員が奥からくまを連れてくると、集まっていた報道陣から歓声。
殆どのメディアは「ケヅメリクガメ」と報道していましたが
ダンスの方で顔馴染みの新聞記者さんがいらっしゃったので、その方にだけヒョウモンガメと教えてあげました。
もちろん、帰り際、
「逃がして保護してもらった分際で、偉そうな口きいて申し訳ありませんでした。」
とお巡りさんにお詫びしました。飼い主としては必死だったのです。
これから数日間、新聞社から、TV局から、或いは問い合わせを受けた警察署から、電話ラッシュ。
オムツ履いているっているのがインパクト強かったみたいです。
これで一躍有名に…なんて思ったものの、すぐにフェードアウトしてしまいましたけどね。
ちなみにくまチャン、「カブキロックス」の氏神一番氏とこんな写真も撮っており
なにげに活動が派手なヤツだったりするんですよね…。
コメント
おむつ着けた迷子カメ
栃木県から迷子のリクガメのニュースです。
2011年9月30日のasahi.comが伝えるところによると、29日午後2時ごろ、栃木県壬生町壬生の町道で、車を運転していた男性が道路を歩いているリ
突然のメールで失礼します。テレビ番組やCMなどの撮影用に動物を提供する仕事をしているノア動物プロの高橋と申します.今回ドラマの1シーンでタンザニアに訪れた家族が部屋で甲長30cm以上あるヒョウモンガメに遭遇するという撮影にご協力いただける大きなヒョウモンガメを探しています。撮影自体は来年の2月にスタジオで、という予定ですが、もしご協力いただけるようでしたら甲長をお知らせ下さい。
ノア動物プロダクション
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