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ヒョウモンガメ、他のリクガメも同様ですが
床材に悩んでいる方はかなり多いのではないかと思います。
WEBサイトや書籍などをざっと見ても、床材については意見がまちまち。
我が家はかれこれ10年近く悩み続け、そうこうしている間に
ヒョウモンガメ達は床材の必要のないサイズに育ってしまいましたwww
懸念されるポイントはいくつかに絞られます。
これについて、我が家なりの見解を。
①誤飲、誤食しても大丈夫かどうか?
よく、天然素材で出来た市販の床材が「誤食しても大丈夫」的な文句を書いていたりしますが
そんなの、大丈夫もへったくれもありません。
大丈夫と言っているのは成分的な問題のみであって
その気になれば、自然下の土すら詰まらせて死んでしまうことがあるようなのです。
どんな小さな粒子であっても、固形物である以上
詰まらせて死ぬリスクはゼロとは言えません。
であれば、と新聞紙や人工芝を使っても、条件はほぼ変わらず。
新聞紙の切れ端や人工芝のほつれた繊維なども詰まりの原因となるでしょう。
結論として、そのあたりは運でしかないと思います。
気にするのは最低限で良し。
②歩行に障害が出ないかどうか?
これも床材を語る際によく言われます。
小さい個体に大きな粒だと歩きづらく四肢に異常をきたす…とか、
新聞紙だと爪が引っ掛からくなくて異常をきたす…とか。
逆に、人工芝は爪が引っ掛かって怪我をする恐れがある…とか。
全部真に受けたら、結論として「飼育すれば異常をきたす」ということになってしまいます。
明らかに脚が滑っていたり、歩きにくそうにしている場合は別ですが
その床材の上でほとんどの時間を過ごさせるような飼い方をしていれば
(要するに、ケージ内に放置したような飼い方は、ということ)
床材は万全でもどこかしら異常は出ます。
これも必要以上に気にする必要なし。
③メンテナンスの手間がどんな具合か?
砂や土、粒状の床材であれば、糞尿で汚れたところだけを取り除くことで
ある程度長い期間使用することができますが、
新聞紙やペットシーツなどはほぼ毎日の交換が必要となりますし
人工芝などは汚れたときの交換にひと手間かかります。
このあたりを考慮してどうか…というところですね。
ここは飼育者の心意気次第です。
④乾燥して出る埃などで目をやられたりしないか?
こういうのを見ると失笑せざるを得ません。
確かに心配するべきポイントではあります。
しかし、乾燥して目がやられるほどの埃…というのは
放置前提ですし、オーバーな保温をしているということでもあります。
ケージに適した電球を設置し、時々霧吹き。それで解決できる問題なのに、
床材の問題にすり替えてゴチャゴチャ言うって何なんだろう?と。
だいたい、よく言われるのはこのあたりになるでしょうか。
ここまでの結論として、「結局何がいいか分からない」ということになります。
それでは無責任なので…
我が家なりに10年間悩んできた結果の、ある程度の結論を。
①小さいサイズのリクガメにオススメ
まず、小さいサイズのリクガメには、毛足の短い人工芝が一番しっくり来ました。
ただし、それのみではありません。
まずケージの底、面積の約三分の一から半分くらいのエリアに
6~7cmの台のようなものを置きます。
我が家の場合は段ボールでぴったりサイズに自作しました。
その上から人工芝を敷きます。
当然、一部のエリアは高く、その他のエリアは低くなります。
その低くなっているところに土や砂などの床材を敷き詰めます。
さらに、その一部にレンガを置いて、ホットスポットにしても良いでしょう。
図にするとこんな感じです。
参考までに、我が家のホルスベビーケージの写真を。
と言っても、よく分かりませんね。
写真の左側は少し高くなった人工芝エリア。右側は低くなっていて床材が敷き詰められています。
また、レンガのホットスポットも右奥にあります。
こうすることで、人工芝、床材の部分、レンガの部分と足場に変化が出来
何かしらリスクがあるとしたら、それを消しあう効果があると思いますし、
さらに人工芝との境目がスロープになっていることで
リクガメの運動にもなるのではないか…という考えです。
経験上、起伏がある方がリクガメは活発になります。
人工芝の上にされた糞尿ですが、こまめにメンテしていれば
結構長期間キレイに保てます。
小さいサイズのリクガメならでは、です。
ここに敷いている床材ですが、とりあえず天然素材のものを
片っ端からミックスし、さらに牧草なんかも混ぜちゃってます。
結局何が良いのかイマイチ分からないからですwww
②ある程度大きくなったサイズのリクガメにオススメ。
ある程度大きくなって、大きな粒の床材でも大丈夫になったら
ヤシガラ出来た園芸用の「防草チップ」がオススメです。
爬虫類用のヤシガラチップ、ココナツチップその他ウッドチップというものもありますが
粒の大きさ以外大して変わらないと思います。
敢えて園芸用を選ぶのは、何といっても安いからです。
基本的に、ペット用品として売られているものは値段が高いです。
色々、爬虫類向けに改良してあるようなことを書いてあるかも知れませんが
そんな効果、絶対体感など出来ないものです。
長期間使うと、砕けて粉のようになり、不衛生になりますので
一定期間で全とっかえが必要になります。1か月が限度かな?
なので、大容量で安いのが一番なのです。
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これですね。
ケージに入らないサイズになった我が家のヒョウモンガメは
冬は室内、夏は庭で放し飼いですが、室内で飼育する場合
固いフローリングだと明らかに歩きにくそうにするので
出来るだけ広いエリアをカーペットなどで覆う必要があります。
おもらしされた時が大変ですが…。
我が家のリビングは柔らかめのクッションフロアとなっているので
幸か不幸か、爪跡がくっきり残るだけで、ヒョウモンガメは快適そうに歩いています。
コメント
まとめ【ヒョウモンガメに最適】
ヒョウモンガメ、他のリクガメも同様ですが床材に悩んでいる方はかなり多いのではないかと思います。WE