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“ヒョウモンガメ”の特徴として一番初めに挙げられるのが
一般的に流通しているリクガメの中では、ケヅメリクガメに次ぐ大型種ということでしょう。
図鑑などでは最大甲長70~80cmなどと書かれていますが
恐らく飼育下では50cm程度ではないでしょうか。
ただ、30cmを超えるとかなりの迫力を感じるようになります。
甲羅の高さがあるカメなので、数字よりも大きく感じるかと思います。
この甲羅の高さもチャームポイントの一つで
幼い個体はほぼまんまるだったりします。
ヒョウモンガメベビー
(リクガメ専門店 トータス・スタイル様のブログより)
豹のような模様が名前の由来で、この模様は個体によって様々。
ただ、一般的に不健康な個体ほど黒い部分が少ない傾向があり
有る程度健康のバロメータとして見ることもできます。
アフリカ東部から南部に生息。
“ナミビアヒョウモン”、“バブコックヒョウモン”といった分け方をすることもありますが、
あまり根拠は無いようなので気にしていません。
一般的に流通しているのは、“バブコックヒョウモン”と言われる方らしいです。
野草や多肉植物、果実などを食べています。
餌の豊富なエリアを求めて相当な距離を移動することもあるとのことで
比較的活動的な種と言えます。
飼育書などでは、「飼育は比較的難しい」と書かれていることが多いのですが
幼い個体は多少注意が必要なものの
ある程度成長した個体は、かなり強靭な印象を受けます。
自然下でも、「帰巣本能」らしきものが確認されているとのこと。
大きくなった個体は、予想以上に賢い行動を見せます。
犬猫のようにはいかないものの、人慣れは“する”と言っていいと思っています。
飼育上、問題となりがちなのが、糞尿。
甲長20cmを越えたあたりから、糞尿の量に驚くことになると思います。
へたな便秘の人間よりよっぽど出します。
CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種です。
我が家のヒョウモンガメ くま(大)とまる(小)です。