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女性アイドルが刺された事件について思うこと。

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HIRO-M@YJC

HIRO-M@YJC

◆◆HIRO-M◆◆ --- YJCダンススタジオ コレオグラファー兼ダンサー兼キーボーディスト 特に理由なくKORG一筋 KROSS2、i3、Monologue、Microkorg XL+等 / リクガメ&フトアゴ愛好  ◆◆おれんじゃー◆◆ --- 愛機はオレンジ色のPENTAX K-30 & ガンメタのK-3

アイドル・富田真由さんがストーカーに刺されるという、とてもショッキングな事件…。

いや、「アイドル」って言い回しはマスコミも避け始めたことだし、適当でないかも知れません。

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このコ知ってたんで・・・ とても心配です。

とにかくまず・・・回復を心から祈っていますが。

色々考えさせられることはありますね。

YJCはアイドルグループではないし、彼女と同列で語るなどおこがましい。

というか、そもそも。

「アイドルとストーカー化したファン」という構図はあくまでこのケースの背景というだけであって

どのような業界、世界でも起こり得る、男と女の事件に過ぎないと思うんですけど、

ただ、やはり「好きになってもらうのが仕事」である以上、リスクは大きめですし、

ステージパフォーマンス SNSといったところで共通点があるだけに

やはりちょっと割増しで身近に感じてしまう事件ではあります。

この事件、防ぎようがあったのかと言えば、極めて難しいんじゃないかと思っています。

警察の対応のまずさを責める声を多く見かけます。

確かに、被害者のコのことだけを考えたら、動いてほしかった。

でも、今回の事件が起こる前の時点で警察がガッツリ動けるような世の中だったら…

他のところでとんでもない事態が多々発生していたでしょう。

そういうことを想定して出来た法律の元に、「動けなかった」のだと思います。

この社会に、今回の加害者のような“破綻者”が一定数存在するのは残念ながら事実。

そこに接触してしまうかどうかは、運でしかないと思います。

同時に、今現在YJCのイベントに集まってくれる方々が皆善良な人物であるのも、単なる幸運でしかない。

アイドルだとか、ダンスグループだとか、そういうジャンルは関係なく

不特定多数の人物の前に立つ以上は、どこかで「自衛」は意識しなければいけないんじゃないでしょうか。

YJCのイベント現場は、幸い、悪意を持って近づくにはやや厄介な雰囲気だと思ってます。

メンバーの出入りもほぼ家族単位で、ファミリー感が強いですし、

最近では会場に常駐してくれるお父様も何人かいらっしゃいます。

常連様達がガード役になってくださっている部分もあると思います。

それでもやっぱり、「HIRO-Mが近づいたらコソコソ逃げた」とか、

「駐車場までメンバーを追いかけたが、車からお父様が顔を見せた途端、犬の様に逃げた」とかwww

そういう人物が来たことがあるのも事実なわけで…。

まあ、今回の事件にちなんで某イベント関係者が仰ってましたが

レベル・スキルMAXのヤバいヤツって、どんな状況でもズカズカと来るそうですけどね。

危険な事態に遭遇しないために、何が出来るのか。

正直分かりません。

具体的な策を採るとするならば、現在の活動とは矛盾が出るものばかり。

敢えて、しゃらくせー教師みたいなことを言っていいなら

 浮かれないこと。気を引き締めること。

・・・とか、そんな感じになりますかね。

有名アイドルって、要は豊富な資金と経験を持った事務所に守られているコです。

そんなコ達に憧れて言動ばかり真似て、何かトラブルが起きたとしても

周りは残念ながら芸能事務所の真似はし切れないかもしれません。

そして、さらに、夏休み前の教頭みたいなことを付け加えると・・・

 ダンスをしっかりやりましょう。ダンスで魅せられるように努力しましょう。

…というのは。

アイドル気取りで浮かれてしまうくらい自己顕示欲が強いコであれば、

ダンスで少々劣ったら、別のところでアピールしようとするでしょう。

そして、もしそのアピールのし方をちょっと間違ったら・・・

それこそ、ストーカー事件のきっかけとしてよくある「勘違い」の元となりがち。

まぁ、今は特に必要以上に神経質になって記事を書いている感じですけど。

ただ、浮かれることで良い事がないのは、確かだと思います。

今回の事件をうけて、このブログやWEBサイトについても色々考えています。

一応、ずっと気を付けていることはあるんです。

個人情報がハッキリと分かる写真の加工はもちろん、

まず、メンバーの名前は下の名前のみをアルファベット表記し

苗字や、本名の漢字とは結びつかないようにしてます。

自分ちのコにはそのあたり甘めですけど。

アルファベット表記、ダンサーっぽくてカッコイイから…じゃないんです。実は。

まあ、「ステージに立ってるこのコと日常のこのコは、別物です!」という意思表示ですね。

今まであらためて言ったことは無いんですけど、

出来れば関係者の皆さんにもメンバー名のアルファベット表記は推奨したいです。

ただ、そのあたりの配慮も、悪意と知識さえあればどうにでもなってしまうレベルなので…

WEBサイトは作り直し、このブログは閉鎖した方がいいのかな。とも思ってます。

かれこれ、8年間書き続けているブログですからね。愛着あるし、悩むところですが…。

最近書きたいことが書けなくなっているし、ちょうどいいタイミングかもしれないなと。

それから、SNS。

さきほど「悪意と知識」と書きましたが、これが揃えばあらゆる悪事が成り立つ。

SNSはそういう危険をはらむものであることを忘れないで下さい。

Twitterアカウント乗っ取って誹謗中傷くらいは、今時小学生でもやってます。

知識が中途半端な分、しっぺ返しの怖さも知らないから… ハマったら厄介です。

監視…というのは語弊がありますが、小さいメンバーでSNSを使っているコがいたら

保護者の方が目を離さないようにした方が良いかと思います。

善良な人たちだけに発信しているつもりだと思います。

でも。それは間違いです。

ちなみにSNSの年齢制限ですが

Facebookは13歳未満は禁止

Twitterは原則13歳未満禁止、保護者の許可があれば可。

みたいな感じになってる模様です。

話は一転するのですが。

今回の加害者のブログやTwitterを見てて思ったのは・・・

人を導くのは「希望」なんだな…ということ。

誰かを殺そうとは思わなくとも、何か大事なものを捨てたりぶっ壊したくなることって

誰にでもあることだと思う。

そこで「希望」を見いだせるかどうか、その「希望」をどこに投影するか・・・で、

何が出来るかは大きく変わってくるんだな…。

最後に、あらためて。

富田真由さんの命が助かることを心から祈っています。頑張って!

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