お詫び　と　毒吐き

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HIRO-M

年老いてすっかりダンスから遠のいたことだし、趣味に没頭する様を綴ります。 ■■■シンセ・・・Korgシンセ愛好　気ままにおうちマシンライブ開催／■■■カメラ・・・PENTAX愛好　K-3 prestage edition ＆ KPが愛機／■■■爬虫類・・・ヒョウモンガメ・ホルスフィールド・フトアゴヒゲトカゲ愛好

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先日の『くま』脱走の記事「署で保護されてました…。」で、
ある爬虫類飼育者の方に不快な思いをさせてしまったようです。
この方が言われていることはごもっともでして、
お詫び申し上げるほかありません。
不愉快な思いをさせたこと、誠に申し訳御座いませんでした。
まぁ、あの文章見た限りでは
カメが脱走した一連の出来事をヘラヘラ語ってるように見えますからね。
致し方ないことです。
致し方ないことですが、ちょっとだけ勝手に傷つきました。
批判されたことに対して、というわけではなく…
なんというか…
活字の使い方、その伝わり方に対して…
（※ちょっと毒吐きそうな雰囲気です。注意！）

ヘラヘラしてたのは、あくまで「文章」ですからね…。
作家業の僕からすれば、書き手の一存でどんなカラーにでも変わる
まったく頼りない「文章」です。
「ペンは剣より強い」…と言いますが、その一方で
文章なんて、おっそろしく下らないしアテにならないものなのです。
キリストは自らペンを持ちましたか？孔子は？
教えを書として残したのは弟子の連中ですよ。
偉い人がペンを持たなかったのは、
真実は真実として、書として残るようなもんじゃない…って
分かってたからじゃないでしょうかね。
…。
あのでかいヒョウモンガメ…
90cmはおろか、120cmのケージにだって入れられないでかいカメ。
夏場以外は家の中で紙オムツをして、家族同然に生活しているカメ。
娘が生まれるより前から一緒に暮らしてるカメ。
その間、病気やトラブルを何度も乗り越えてきたカメ。
…そんなカメが脱走したこと…
…それに１日気づかなかったこと…
そりゃ、ものすごい罪悪感でしたし、反省しましたし、
署に向かう時は車すっとばしましたし、
心拍数も上がりまくりましたよ。
お巡りさんには何度も頭を下げましたし、
署の奥から『くま』が出てきたときは
そりゃもう…脱力に近いものを感じました。
体調を崩せば、状態が気になって何も手につきませんよ。
数年前、違った状況で脱走させてしまった時は
寝ずに捜索しましたよ。
暗闇の中、近所の草という草全部苅りましたよ。
こんなの…「当たり前」じゃないですか？「大前提」じゃないですか？
ヘラヘラと書いたところで、実際にヘラヘラしてたわけ無いじゃん！
…って…
特に、動物を飼育している方であれば、
ましてリクガメというデリケートな生き物を飼育している方であれば
そういう行間（文間）は当然読んでくれるものと…
文章どおり「笑い事」だ…なんて発想は微塵も出ないものと…
そう思っていたので、そのうえでヘラヘラと笑い事として書いたわけです。
…なんだか、カメ脱走させた分際で
思いのほか毒を吐いてしまいましたが…
ついでに。
僕の飼育法は、多分一般的には「アウトロー」です。
「飼育マニュアル」の内容など思い切り無視してます。
保温法にしても何にしても、ビックリされる方が多いと思います。
テキトーに見えると思いますし、実際テキトーです。
…これって、真剣に飼育してるからです。
真剣に生き物と向き合えば、「飼育マニュアル」というものが
いかに「単なる銭稼ぎ」に過ぎないか、よく分かると思います。
何言ってんだかよく分からなくなってきたので、寝ます。