HIRO-M
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このブログを読んで下さっている方の中には、ダンス指導者の方も何人かいらっしゃる…ハズ(?)ですが、
さて、生徒が…いや、ここは敢えて「メンバー」と言いますが
メンバーが辞めて行くっていうのを、他の指導者さん達はどのように消化してるんでしょう。
やっぱり、いちいち悲しいもの。なのかな。
HIRO-Mは…指導者と言うより、“ちょっと余計に権限持った生徒”みたいなもんだし、
経営上の問題とかはまったく頭に無いのだけど…
そもそも、YJC自体まったくビジネスにはならない教室なので、それはいいのだけど。
なんていうか、「え?辞めれちゃうの?」という部分で、毎回酷くショックを受けます。
例えそれが、HIRO-Mのチームに入ったことの無いコであっても、
殆ど絡んだことが無いキッズメンバーであっても、同じように。
勿論、辞めて行くコには色んな事情があるのだろうけど、
天秤にかけたらポーンと跳ね上がっちゃう程度のダンスしかやらせてあげられなかったのかなぁ?と。
そういうところがすごく悲しい。
HIRO-M自身が、「辞めた方が色んな事がうまく回る、楽になる」っていう状況でも
結局辞める決心が付かず、「よし、踊れなくなるまで踊ろう」と諦めてここまで来てる人なので。
HIRO-Mは「好きなこと、楽しいこと」を泣く泣く諦めるような潔さはあいにく持ち合わせて無くて
むしろ、どんな面倒なことになってもやりたきゃやっちゃえ!というのが潔さだと思ってるので
「辞める」=「つまらない、好きじゃない」という解釈にならざるを得ず…
それまでイベントの度に「楽しかったね!良かったね!」などと笑いあってきたようなことも
「結局こっちの独りよがりだったか」…と。
指導者側として「つまらないことを今までやらせてきた」という事実を突きつけられるようで
それはもう…。
そうすると、「現在いるメンバーで、YJCのダンスに対して同じような情熱を持ってるのは一体どれくらいいるのだろう?」…と
他のメンバーに対してまで疑心暗鬼になったりして。
一時的にモチベーションもズドンと下がって…。
「いちいち悲しんでたら指導者として身が持たない」と言われたことがあるけど、ほんとだわ。
しばらくして、その辞めたコがステージを観に来てくれたりして、
「違った形の関わり方」を実感して、その時にはじめて消化できる感じになるのだけど。
今回は理由が理由だけに…。
そして、とても期待していたコで、HIRO-Mなりにブレイクの場を用意した矢先だっただけに。
がっかりもひとしお。
でも、まぁ、仕方ないのかな。
YJCのダンスで一生を保証できるというならともかく、そうでない以上… 立場上、去就には一切口出し出来ないからね。
HIRO-Mはこの3月までの一年間、日中仕事して、夜勤して、
その他色々な障害をどうにかこうにか乗り越えつつ、レッスンして、ステージに立ってきた。
週休ゼロ。まともに熟睡出来た日など数えるほど。
だいぶ楽になった今振り返ると、かなり壮絶な一年間でした。
(大好きな人達に囲まれて仕事出来たことがせめてもの救い)
自分のことヘタレだとずっと思ってきたけど、結構出来るもんだな、と。
そして、ダンスに対する想いという点でも、ひとつ大きな自信となった一年でした。
それをみんなに「共有しろ!」というのは余りにも乱暴な話だし
38歳にもなってダンスを軸にした人生を組み立てようとしているHIRO-Mは
バカ以外の何物でもない…とは思うのだけど。
でも、やっぱり、そういうメンバーがたくさんいるYJCであってほしいのが本心だし
そういうメンバーにどんどん出てきてほしいと…思います。
HIRO-Mだって、あと何年踊れるか分かんないからね…。
さぁ、気を取り直して振付をしなきゃ。。。