被災地へ。

The following two tabs change content below.

• この記事を書いた人
• 最新の記事

HIRO-M

年老いてすっかりダンスから遠のいたことだし、趣味に没頭する様を綴ります。 ■■■シンセ・・・Korgシンセ愛好　気ままにおうちマシンライブ開催／■■■カメラ・・・PENTAX愛好　K-3 prestage edition ＆ KPが愛機／■■■爬虫類・・・ヒョウモンガメ・ホルスフィールド・フトアゴヒゲトカゲ愛好

最新記事 by HIRO-M (全て見る)

• おうちマシンライブ　#109　- Decisive – - 2024年4月29日
• おうちマシンライブ機材＆セッティング紹介【こだわりの貧乏仕様を徹底解説！】 - 2023年5月28日
• ４８歳。半年にわたる療養生活でシンセ遊びに興じてたら遂にデブ認定されたのでダンス復帰。 - 2022年7月18日

一度実際に見ておかなければ…と思っていた東北。

小学校の仕事が昨日終了したので、早速今日行って参りました。

本当は、ひとりで早朝に出て、陸前高田、大船渡…と考えていたのですが、

家族が一緒に行くことになったので、急遽予定変更。

墓参りがてらいわきにある母方の実家へ行ってきました。

…と言っても、その実家は津波被害を受けており。

周辺の家もろとも、跡形も無くなっていました。

知りつくしていたはずの道を間違えるほど、風景がすっかり変わっていました。

歩いて数分の砂浜は、防波堤が無残に崩れ落ちており、

綺麗に積んであったはずの巨大なテトラポットもバラバラに。

海辺から陸地側を見ると

まるで焼け野原のような…。

訪れようと思っていた陸前高田や大船渡と比べると被害は小さい方ですが

あの災害の恐ろしさを初めて生で目の当たりにしました。

生活を根こそぎ持っていかれるって想像したことも無かったけど

なんとなく、それを肌で感じた気がします。

高台にあり難を逃れたお墓で墓参りを済ませ、少し北上したら

原発周辺の警戒区域になってしまい進むことが出来ず。

迂回に失敗し、そのまま帰途につくことにしました。

警戒区域のすぐ外側あたりの現状は…

少なくとも有る程度の日常を取り戻しているように見えました。

コンビニや民宿は作業員が溢れかえっており

中には「除染作業中」という腕章をつけた方もいたりして。

それでも、そんな風にしながら活気は感じることが出来たので

少しだけホッとしたような気もします。