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昨日2/3、栃木県文化振興大会に出場させて頂きました。
前日のゲネプロで各地区代表団体さんの演目を拝見させて頂いたのですが
正直、雅楽、神楽などが始まった時は、
「こんな所で踊って本当にいいのか?」という妙な緊張を覚えました。
ただ、YJCの前の演目が太鼓だったことで少し楽にはなりましたし
(強いて言えば、他の団体さんの演目よりも近いカテゴリと感じたため)
何より、他団体の人達にもお褒めの言葉をかけて頂いたことで、
幾分リラックスして臨めたかと思います。
写真とともに、栃木県文化振興大会での演目を改めてご紹介いたします。
1:『Dragon Rises』
「道成寺物」-安珍・清姫伝説をモチーフにしたものです。
曲はテレビドラマ「医龍3」のテーマソングであり、
その印象が強い方もいらっしゃるかと思いますが、
その先入観を打ち消せるくらいにおどろおどろしい雰囲気を作り出すことを意識しました。
蛇と化した清姫が安珍に襲いかかる-大詰めのシーンは、
レッスンでも「見ていて鳥肌が立つ」くらい、怨念に満ちた仕上がりになったと思います。
2:『Returner~闇の終焉』
NHK大河ドラマ「風林火山」のテーマソングだった曲。
戦国時代の混乱の中に飛び交った女たちの様々な想いを表現しています。
YJC定番曲であり、現在の主力メンバーが何年も踊り続けて来た曲を、
今回完全に中堅クラス(中学生~小学生)に託しました。
望まれるレベルがとりわけ高い曲であり、とても厳しい練習を重ねてきました。
3:『Change』
新しくも懐かしくも感じる独特の曲調と、津軽三味線の音色が入り混じるこの曲は
「Change」というタイトルともあいまって、(後付けながら)
東日本大震災被災地応援の曲として踊らせて頂いております。
メンバー各々の独自の動きを交えて一つの世界が作りだされる様は
まさに今の東北の人々を表しているのではないかと思います。
実はこの3曲に出入りを含めると、持ち時間を少々オーバーしてしまいました。
各団体さんより持ち時間を少しずつ分けて頂きまして
この場をかりてお礼申し上げます。
文化会館の大ホールは満員。
お客さんの反応も、これまで経験したものとはどこか違いました。
文字通り「地鳴りのような」拍手に、鳥肌が立つような感じを覚えました。
言葉に表しようのない、独特の達成感を得て終わることが出来ました。
観て下さった皆様、関係者の方々、本当にありがとうございました。